才能を変えることはできますか?

才能は、生まれつきのものなので、人生において大きく変化することはまずないでしょう。ただし、視点を変えて、新しいスキルや知識を習得し、自分の最も優れた才能を違った方法で活用することで、新たな強みを開拓することはできます。

人格に関する研究では、才能は子供時代に最も不安定で、大人になると、きわめて一貫したものになることがわかっています。若い頃に一般的な「共感性」の才能がある人は、ほぼ間違いなく、その後の人生においても一般的な「共感性」の才能を持つことになるでしょう。つまり、「戦略性」を持ったティーンエージャーは、「戦略性」を持ったシニアになる可能性がきわめて高いのです。

ただし、これは、人が人生において変わらないことを意味するものではありません。人はいろいろな点で変わるものです。人生を送るうえで重要な価値観や倫理基準は、20歳のときと60歳では指し示す方向が異なります。また、自己認識も年齢とともに深まり、下位資質について身構えることが少なくなって、最も優れた才能を活用する場面とその方法について、より進んだ考え方をするようになります。とは言え、自然に考え、感じ、行動する方法は、ほぼ間違いなく変わりません。年齢を重ねるごとに、本来の自分がより深く現れます。